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LIVING CRAFT :日々に息づく、伝統美

藍染ドレスをまとう女性

伝統工芸は、かつて「今」の中にありました。


暮らしの中で使われ、買われ、選ばれ続けてきた、その時代の "商品" だったはずです。

しかし今、多くの工芸は文化的価値だけを背負わされ、商品としての役割を見失っているようにも感じます、


伝統工芸を、現代の商品として復興すること。


伝統工芸は、単なる素材ではありません。


そこには、時を超えて受け継がれる精神、美意識、そして物語が息づいています。

服作りとは、そうした物語を現代に翻訳する営みです。


だからこそ私たちは、製品企画の初期段階から、デザイナーと職人が共に向き合い、何をつくるべきか、なぜそれをつくるのか、問い直すところから始めます。


対話を重ね、手を重ね、ひとつひとつの作品に命を吹き込んでいくその過程は、

技と美意識が響き合う、静かで力強い ”再生の営み” です。


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加須市 石織商店4代目 石塚新吾 近影

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