石織商店
KARMA et CARINA
埼玉県の伝統産業である「武州正藍染」を継承する石織商店(4代目代表:石塚新吾)と、同県の新鋭ブランドKARMA et CARINA(代表:北迫秀明)は、新たなコラボレーション製品を発表しました。この製品は、伝統産業を通した地方創生とSDGs目標の達成を同時に追求するものです。
【背景】
・武州正藍染は江戸時代から続く埼玉県の伝統産業で、新一万円札の顔である渋沢栄一に深くゆかりがありますが、最盛期に 200軒あった紺屋も現在は 5軒に減少いたしました。
・国内需要・供給の減少とは対照的に、海外でのSDGsへの関心の高まりと日本の伝統産業の信頼性が、海外市場での再評価を引き起こしています。
・伝統産業をラグジュアリー化し、後継者不足による伝統産業の喪失からの脱却を目指します。
【コラボレーション製品の特徴】
・商品概要: 武州正藍染の技術を用いたワンピース3型。染色方法によるバリエーションを展開予定。和の伝統である武州正藍染に、洋のデザインをミックスし伝統をアップデー
トしたデザイン。
・商品価格: 66,000円~88,000円。
・販売方法: 全国の催事、イベント、ネット販売。
・発売日: 製品の染め上がり次第、順次販売開始。
【SDGsへの貢献】
・14番目の目標: 天然素材を使用し、マイクロプラスチックの流出を抑制することで「海の豊かさを守ろう」に貢献。
・12番目の目標: 「永年染め直し無料」を提供し、長期間の使用を促すことで「つくる責任、つかう責任」に貢献。
【両者のプロフィール】
KARMA et CARINA / 北迫秀明
・埼玉県立大宮高等学校卒業
・フランス・エスモード・パリ卒業
・劇団四季をはじめ、映画や舞台の衣裳デザイナーとしての経験を持ち、2018年に自身のブランドを立ち上げる。
・テレビドラマへの衣裳提供や神戸コレクション参加など、幅広い活躍を見せています。
石織商店 / 石塚新吾
・1910年創業の伝統的手工芸品指定工場。
・「彩の国優良ブランド品」や地域団体商標登録などの実績があります。
・その藍色の美しさに魅了されるファンも多く、武州正藍染の広まりに貢献しています。
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